「窓リフォーム市場を早急に開拓しなくては」
2009年、YKK APはこんなことを考えていました。
窓のリフォームといえば【樹脂製内窓を取り付けての二重窓化】が主流ですが、元の窓はそのままのため、見た目にも古い、汚れてしまっている、動きが悪いと、これでは根本的な改善にはなっていません。
そこで窓をまるごとかえようとすると...
「外壁を壊さなければならない」「騒音・粉塵が発生する」「工期が長い」工事になってしまいます。
とにかく大変そう
窓を交換するリフォームに問題はたくさんありました。
外壁を壊さずに施工できる「カバー工法」に可能性があるのでは?
開発はそこからスタートしましたが、当初はこんな仕様でした。
さらにはこんな課題もありました!
「雨戸付サッシは対応不可」
主に西日本を中心とした雨戸採用率の高い地域では、この仕様では採用していただけなくなってしまいます
「取り付けスペースが必要」
入隅納まりや庇付きの窓だと、取り付けスペースを充分に確保できないため施工することができません
「2階の工事では足場が必要」
2階の窓を変えたい場合は、足場代もプラスしての工事費用となってしまいます
流通店の皆様に試作品を評価していただいたところ...
試作品に対する現場からの評価は散々でした。
現場の声にこだわり、喜んでいただける仕様にしていこう!
そうして2010年4月、スマートカバー工法(マドリモの前身)が誕生しました!
次回は、「スマートカバー工法の特徴」についてお届けします。
(つづく)
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