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2020/08/18 08:04 - No.848


第30回 フィンランドの住宅のトレンドは? ハウジングフェア2019(その3)


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北欧住宅事情(フィンランドから)
大村 裕子

2020/08/18 08:04 - No.848

 
S1200x600 %e5%9b%b31フィンランド、ヘルシンキ在住の大村裕子です。フィンランドの建築について住宅を中心に、建築士の視点でレポートしていきます。引き続きハウジングフェア2019についてレポートします。(前回の記事はこちら)ミニハウス No18ゆったりとした住宅が多い中、コンパクトさで目立っていたのがこの住宅です。名前はフィンランド語でミニ タロ(MINI TALO) タロはフィンランド語で家という意味です。ミニは最近流行のミニマリズムからきているのでしょうか。床面積は、65㎡で、リビング、キッチン、寝室は1つ、シャワー、トイレがあります。構造は今注目されている、CLT(直交集成板)です。Photo:Finnish Housing Fair, photographer TAVATON media寝室Photo: Finnish Housing Fair, photographer TAVATON media スタイリッシュなキッチンPhoto: Finnish Housing Fair, photographer TAVATON mediaキッチンと一体化したリビングルーム。黒と白のモノトーンのインテリアです。住宅の基礎部分。移転できるようになっているのがわかります。この住宅はすでに他の場所で入居者が決まっていて、ハウジングフェア終了後移転されます。リノベーション事例 No33100年前の建物のリノベーションした事例です。元々は軍隊施設で自転車の修理をする場所でした。歴史的背景を残しながらリノベーションされ、レンガ造の壁、窓はオリジナルのままです。新しく貸しパーティースペースとして生まれ変わりました。大きなラウンジとサウナからなる建物です。Photo: Finnish Housing Fair, pho ..
 
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大村 裕子
Leppänen Architects

フィンランド、ヘルシンキ在住。一級建築士。 1996年北海道大学工学部建築工学科卒業。スウェーデンハウス株式会社で16年設計に携わる。主に北海道、千葉、東京にて202邸の注文住宅、別荘、店舗等を設計。 その後スウェーデン、フィンランドにて設計事務所にて住宅を設計。フィンランドの北欧建築視察専門の旅行会社を経て、現在はフィンランドの設計事務所Leppänen Architectsに在籍。

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