ともこ@住宅ライターです。「リノベーションフォーラム2018」、三浦祐成さんによる講演をレポート、後編です。(前編はこちら)株式会社 新建新聞社代表取締役社長三浦 祐成氏1972年山形県生まれ、京都育ち。地域に根ざしたビルダー、工務店への応援誌である住宅専門誌「新建ハウジング」の編集長を務め、現在は新建新聞社の代表取締役に就任。住宅メディア部門を統括し、住宅業界向けの執筆・講演活動を多数行っている。値ごろ感のあるハイスペックリノベーションこちらは、「これからのリノベーション」の編集をしてくれた女性の北海道のご自宅のリノベーション事例です。元々は戸建住宅で、ご両親の持ち家だったそうです。窓も含めて、デザイン、性能を重視してリノベーション+DIYしました。リノベとしてはハイスペックで、Q値は0.93、UA値は0.266。ガッツリ断熱性能を高めています。※詳しくは、「これからのリノベーション」に全部載っていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。この仕様で、かかった費用は700万円弱です。これだけの性能を上げてですよ!光熱費などを加味していくと、実質的な負担は35年住む場合、ひと月あたり4000円くらいプラスになります。分かりやすくいうと、月々4000円払うだけで、光熱費も安くて、北海道でも寒くなくて、夏は涼しい。そのような暮らしが手に入るとしたらどうでしょうか。けっこう僕は説得力があると思っていて、そのまま本州にもスライドできるのではないかなと思います。彼女が実際に暮らしてみての感想です。「冬の家事の負担が減った」。お子さんも「暑いとか、寒いとか、グズることが減った」。あとは、たとえばお子さんが布団を蹴っ飛ばしてしまうのが前は心配だったけれど「寒くないかなって、心配をしなく ..
この続きはA-PLUGに会員登録して
読むことができます!
A-PLUGは工務店様・リフォーム店様などの
建築関係プロユーザー対象の会員制サイトです。