窓・ドアリフォーム提案のプロは、どのように受注を獲得しているのでしょうか。
こちらのテーマはYKK AP発行のリフォーム提案カタログ「トッピングレシピ」を提案に有効活用いただいているリフォーム店・工務店の営業の方に、活用と提案のコツを教えていただくシリーズとなります。
第3回は、神奈川県相模原市で長年地域に根差しているリフォーム店、アイテリアナカムラの中村真一[ナカムラシンイチ]社長(写真左)に登場いただきます!
創業53年目の地域に根差すリフォーム店
うちの会社の強みは2つ。長年この地域でずっと商売を続けていることと、もう一つは自社施工を基本としていること。
自社施工のメリットは伝達ミスを最小限に抑えられることと、外注がほとんどないことから納得価格で提供ができるので、お客様にとって満足の高いリフォームができることではないかと思う。
従業員もモチベーション高いし、離職率は非常に低いです。
もちろん、会社が儲かった時は惜しみなくボーナス、出していますよ!!社員旅行は2年連続で豪華海外旅行ですし!
ユニットバス販売日本一の会社が提案する窓リフォーム
窓リフォームの8~9割は浴室リフォームとのセットでの受注。
うちの会社はTOTOのユニットバスの全国販売No.1ですが、ユニットバスリフォームの時は必ずマドリモを提案しろと社員には指示している。これは社長命令。
なぜかというと、それは会社の利益のためでなく、お客様のためだから。
ただのユニットバスのリフォームで終わらせた場合と、窓も一緒に替えたときの浴室リフォームではお客様の喜びがそれはそれは全然違う!
このあたりは、築30年は過ぎている家が多くて、そうすると大体がいわゆる昔のアルミサッシがほとんど。だから、ユニットバスだけのリフォームを見ると、すごく残念に思うよね。
浴室のマドリモは本当に有効。断熱効果も、見た目のきれいさでも。
▲ 「浴室を一新すると同時に、寒さの原因になっていた窓も断熱リフォーム」
(『トッピングレシピ』より)
提案した結果、お客様は言ってくれるから。「中村さん、提案してくれてよかった」って。
相見積になることも多いけれど、他のリフォーム屋さんは窓リフォームを提案できるまでの知識がないのかもしれない。提案が差別化につながるし、いいことづくし。
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