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2022/11/17 07:30 - No.1250


第23回 リフォームのEC販売の現状と未来


これが今のリフォーム業界トレンド。
金子 裕介

2022/11/17 07:30 - No.1250

 


リフォーム産業新聞の編集長、金子裕介です。当連載では、リフォーム業界の最新トレンドの動向をご紹介します。
第23回は「リフォームのEC販売の現状と未来」というテーマでお送りします。



リフォーム産業新聞編集長の金子裕介です。今回はじわりと増えてきたリフォームのイーコマース(EC、電子商取引)について解説していきます。


◆リフォームの依頼先はリアルからネットへ

スマホでリフォームを注文できる時代に

もし家の給湯器が壊れてしまったら、どんな行動を取りますか?
これまでは家を建ててくれた工務店や、ガス会社、あるいは以前リフォームした会社に相談していたかもしれません。しかし、現在はネットで給湯器の業者を探すケースが増えてきているんです。

例えば、「給湯器 交換 安い」といったようなキーワードでGoogle検索をします。私がこの記事を執筆した時点で、一番上に出てきたのが「キンライサー」という給湯器の EC業者です。(最上部の広告表示ページを除く)。二番目には「生活堂」(運営・ライフワン)。こちらも給湯器のECサイトです。
これらのサイトでは最新の給湯器がずらりと並び、値段も明確に表示されています。気に入った商品が見つかれば、メールフォームから見積もり依頼や相談ができるようになっています。

実は今、このような便利なリフォーム商品販売サイトが続々と増加しているのです。


◆リフォームECは増加中


先程紹介した「キンライサー」という会社。給湯器販売のEC企業です。その売上高はなんと76億円超。給湯器がメインですから、仮に平均単価が15万円だとします。その場合、年間の工事件数は5万件。これだけのご家族が、ネットで給湯器を購入しているわけです。
二番目に出てきた「生活堂」というサイト。こちらでは給湯器以外にもコンロなど、様々なリフォーム商材を販売しています。運営のライフワンのリフォーム売り上げは116億円にもなります。ネット上のクチコミを見ると、安い、早い、といった高評価が目立ちます。多くの利用者に支持されているようです。

実はこのようなEC会社は

 
金子 裕介
株式会社 リフォーム産業新聞社

リフォーム業界の専門メディア「リフォーム産業新聞」編集長。10年以上に渡りリフォーム業界を取材。地域のリフォーム店から大手ハウスメーカー、有力リフォーム店まで様々な企業の動向をリポートしている。 リフォーム業界の最新動向は「リフォーム産業新聞」で。 https://www.reform-online.jp/

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