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2017/11/02 10:23 - No.148


第1回 現場監督の心構えと基本目標


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インスペクターが監修した現場監督ハンドブック
市村 崇

2017/11/02 10:23 - No.148

 

現場監督の心構えと基本目標


一言で「現場監督」といっても、組織により期待されるべきことは変わってきます。

しかしながら、普遍的な役割はきちんと存在しており

「現場監督とは何をしなくてはいけいか?」

ということを数回にわたって記事にしていく予定です。

新入社員や若年次の現場監督向けの記事であるため、入社時の教育ツールや若年時研修などで活用、お役に立てれば幸いです。

 

そもそも「現場監督とはこうあるべき」や、「現場監督の仕事内容はこういったものだ」ということを明確に文章により打ち出せる組織は少ないと思います。

また、新入社員の教育体系や中途採用(若年時)研修方法などに困っているという工務店経営者の声もたくさん耳に届きます。

 

理由は下記が最も多いと思います。

一般的には、中小企業では座学教育や研修などがほとんどなく、先輩現場監督に同行し現場の雰囲気を知っていくことから始まります。同時に職人や業者に教えられ(真偽は別にしてですが)、現場の動かしかたや専門用語を覚えていく・・こんなことが一般的かと思われます。

これが技術者としての第一歩としては、あまりにお粗末であるし、現にそのような教育(と言えるかどうか疑問ですが)を経た、先輩社員が新入社員を教育していくことは困難を極めます。そもそも先輩社員は膨大な業務量を抱えていますから・・

 

そこで本記事では、まず現場監督の心構えとはなにか?をテーマに始めようと思います。

 

原理原則として、現場監督は「現場監督のみならず、社内(場合によっては社外も含む)営業や設計、職人や関連業者など多くのメンバーが緊密なチームワークによってプロジェクトが進んでいく」ことを理解する必要があります。



 

そして、これらのメンバーの協力の元に現実の家づくりの施工全般を監理し、お客様の注文通りの施工品質を確保した“約束した住まい”を納期内に完成させて、お客様から代金を頂き、引渡しまで管理することが最大の役割です。

 

話を進める前に、それにより現場監督が組織になにをもたらすかも補足しておきます。

 

 
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市村 崇さん
一社)住まいと土地の総合相談センター

1998年 日本大学理工学部海洋建築工学科卒業 大手ハウスメーカー入社 工事課配属 後輩指導とともに約350棟の施工管理に携わる。その後、スタッフ部門にて施工革新による生産向上業務、作業標準マニュアルの策定を経て退社。 2007年 設計事務所・工務店設立 自身にて注文住宅の設計、施工を請負意外に、各ハウスメーカーの軽量鉄骨ALC工法を始め、重量鉄骨、戸建て分譲の木造SE構法木造2*4工法、他木造軸組み工法の住宅現場を施工管理。 10年で管理した現場は新築、リフォームを合わせて、およそ500棟に及び多数の職人指導の実績経験がある。 2013年 住まいと土地の総合相談センター、副代表に就任 インスペクター以外にもコンストラクションマネージメント業務にも従事。 現在は、建築トラブルを抱えるクライアント複数の相談に乗る。

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