(c)Naoko Kurata「タイニーハウス」をご存知ですか?だいたい20㎡程度の小さな家のことを指す言葉ですが、リーマンショック以降、主にアメリカから「タイニーハウス・ムーブメント」が発生しました。必要最低限のもののみを所有するミニマムな暮らしと、多額のローンとは無縁でいられるタイニーハウスは、若者を中心に世界中から注目を集めているのです。一般的な一軒家を見慣れた目には20㎡でもかなりコンパクトに映るものですが、それが更に半分の「10㎡」ならどうでしょう? ヨーロッパのオランダから、その10㎡のタイニーハウスの可能性をお届けいたします。しかも見学のみならず、なんと泊まれるタイニーハウスなんですよ!本の表紙にもなる「Waterland Huisje」(c)Naoko Kurataその超コンパクト・タイニーハウスは、オランダでもタイニーハウス愛好家たちの間では知られた存在の「Waterland Huisje」(ヴァーターランド・ハウシェ)。2017年発行のタイニーハウスに関する本の表紙を飾っている、赤い屋根と水色の壁が印象的な可愛らしいデザインです。(c)Naoko Kurata実はこの家は、宿泊ができるオランダでも珍しいタイプのタイニーハウス。様々なタイニーハウスを見学し、モバイルハウスに宿泊したこともある私ですが、ここまで小さな家での宿泊は未経験です。そのため、ぜひこの噂の「Waterland Huisje」に宿泊してみたいと、停留地のアイントホーフェンまで出向いてみました。(c)Naoko Kurataタイニーハウスは郊外の、公共交通機関では行きにくい場所に建つことも多いですが、この「Waterland Huisje」が佇むのは、「Strijp-S」というアイントホーフェ ..
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