一般社団法人住教育推進機構理事長の大沼です。
テーマは、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いか?」ということです。
今回のお題は「快適な住まいづくり」の中の「健康」です。
結論から言いますと、快適な住まいづくりは、癒しと健康、資産価値があります。これらをしっかりとまとめ上げてストレスフリーにしなきゃダメです。
その中の「健康」というものを今回は題材にしました。
健康対策を考えていくなかで、やはり家の中の内装材が非常に重要になってきます。
調湿内装材ですね。例えば無垢の床板のように湿気を吸ってくれるとか、壁を漆喰や珪藻土にすることによってやはり湿気を吸ってくれるような材料を使うということも、健康対策のひとつになります。
それとともに、断熱性能というものも大事になってきます。
例えば、壁の断熱、床・天井の断熱などをしっかりとすることによって、家の中の温度差にムラがないようにすることです。
せっかく暖かいLDKにしても、その暖かい空気がお風呂場までいかないと、寒い脱衣室で服を脱がなくてはならなかったりします。
そうならないように、家全体を魔法瓶のような断熱性能にすることや、サッシの断熱性能も重要になってきます。
この、調湿内装材と断熱性能が健康に影響してきます。
特に、内装材については、今、いろいろな物があります。
ホルムアルデヒドという言葉を皆さん聞いたことがあると思いますが、そういう身体に害のあるものが出ないような材料、また、出てもしっかりと対処できるような環境、そういうことがこの「健康対策」には大事になってきます。
この「健康対策」をしっかりとふまえて、家づくりというものを考えて頂ければいいなと思います。
今回のお題は「快適な住まいづくり」健康編でした。
▼ 動画はこちらから再生
https://www.youtube.com/watch?v=qNwMukNLTGM&feature=youtu.be
第1回: 「戸建てリノベーション」の定義を考える。
第2回: 快適な住まいづくりの癒しとは?