YKK APは、高い断熱性能を持ち健康で快適な住まいづくりに重要な“樹脂窓”の普及・啓蒙をより一層推進する活動として、「APWフォーラム&プレゼンテーション」を2012年より、全国各地で開催しています。フォーラムでは、“高性能な家づくり”をテーマにした有識者からの講演や、高性能住宅や樹脂窓についての情報提供を行なっています。そして今回、A-PLUGでは「APWフォーラム2018」より、前真之先生の「住まいの基本性能はプロが選ぶ!安心・快適な家を全ての人に届けよう」をお届けします!東京大学大学院 工学系研究科建築学専攻准教授前 真之氏1975年生まれ。1998年東京大学工学部建築学科卒業。2004年建築研究所などを経て29歳で東京大学大学院工学系研究科客員助教授に就任。2008年から現職。空調・通風・給湯・自然光利用など幅広く研究テーマとし、真のエコハウスの姿を追い求めている。◆安心・快適な家を全ての人に届けよう皆さんこんにちは。東京大学大学院の前でございます。今日の話は、一生に1回か2回かしか家を買わないお施主さんに、基本性能を選ばせるのは、おかしいんじゃないか?というお話です。何十棟も家を建てて、お施主さんに家を届けてきたプロである皆さんこそが、基本性能を決めてあげないと。基本性能は、お施主さんが分かるはずないですよね。皆さんと一緒に、基本性能はどうあるべきかということを考えて、全ての人が安心・快適に暮らせる家をというお話をしたいと思います。◆家を買う人は、家が欲しいのでしょうか?今どき、家ってモノを欲しい人、そんないないと思います。どういうことかというと、今の若い人たちは「良い生活をしたい」「良く生きたい」のが目的であって、家を買うのは、ただの手段にすぎないんです。家という ..
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