リノベーション物件ってもっと増えていいと思うんです。新築より安く、理想の家を建てることができるんですから――。YKK APと全国の性能向上リノベーションの先駆者がコラボレーションするこのプロジェクト。初のお施主さんがいらっしゃる物件が、札幌に完成しました。内装劣化が激しい築38年の家をリノベーションしたのは、札幌市で中古住宅のリノベーション・リフォームを手がける「アルティザン建築工房」です。取材時点は、ショールームとして公開中なので、お施主さんはまだ家に住んでいません。今回は、マイホームを新築ではなくリノベーションに決めた過程や、リノベーションへの期待、逆に不安に思っていたことなどを伺いました。(前回記事はこちら)やりたいことを全部叶えるためのリノベーションー 家づくりを考え始めたのはどのくらい前ですか?旦那さま だいたい2年半くらい前です。奥さま 妊娠が大きなきっかけです。子育てをするなら、子どもが走り回れるくらい広い家に住みたいと思って。ー はじめからリノベーションを検討していたんですか?奥さま 意識的に検討していたわけじゃないですね。たまたま一番始めに見に行ったモデルハウスがリノベーション物件だったんです。家から近かっただけなんですけど。一軒家でもリノベーションがあるんだなと、早い段階で選択肢が広がりました。旦那さま 新築を検討していた時期もあるんですが、予算的に厳しかったですね。ー どのくらいの予算で考えていたんですか?旦那さま 今住んでいるアパートの家賃が7万6千円なのですが、それを超えないように月々のローン返済を組める額を予算の上限としました。奥さま 新築は、自分たちの内装のこだわりを全く反映しなければ予算内でした。新築を数件見ましたが、最終的にはリノベーションに決 ..
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